おはようございます。日本夢之助です。
料理をしてて感じた事を今日は述べたいと思います。
結論
それは
世の中の味付けは、「塩」ですべて調節出来るという事です。
なので、
料理で、味見してみて「味薄いな」と感じたら、
加えるのは
塩
だけでいい。しょうゆとか他諸々を適当に加えて「よしっ」て思っても、それは、本来作ろうと思っていた味自体が変わってしまっているはず!
「よしっ」じゃねーよ(笑)ってハナシ。
発端
先日、
パスタを作っている時に
ニンニクを薄くスライスして使ったのですが
量は、2片(個?)と、結構効かせたはずなのに
全然味がしなかったんですね。
そのパスタでは、他にレモンとかパセリ、最後は粉チーズもかけるので
それ相応の香りは出ていたが、薄味で、おいしくはなかった。
あと、
スパイスカレーなども
調味料と言えるものは、「塩」しか使いません。
塩でスパイスの風味を調節できます。
これは逆に、塩だけで十分美味しいカレーが作れる、とポジティブに考えることができます。
あと、
毎日作る味噌汁では、塩自体は使わず、
塩分は味噌が含む分のみを便りをしています。
昨日、トマトソースパスタを作ったのですが、
以前、パスタ麺を茹でる時に入れた塩のみを頼りにして、他に塩を入れなかったら
これも、味が薄すぎて失敗しまして、
今回、塩をちゃんと加えたら、とびきり美味しく出来ました。
数学で例えたら…
こういうことから、
ダシと塩を
例えるならば、
ダシは
ベクトル(方向性)で、
−5⬅︎ −4⬅︎ −3⬅︎ −2⬅︎ −1⬅︎ ダシ(風味・味)➡︎ 1 ➡︎ 2 ➡︎ 3 ➡︎ 4 ➡︎ 5…
そのベクトルを
どれだけ伸ばすかのテコ(入れ)として
塩は存在感を発揮するものと思われます。
−5⬅︎ −4⬅︎ −3⬅︎ −2⬅︎ −1⬅︎ ダシ(風味・味)➡︎ 1 ➡︎ 2 ➡︎ 3 ➡︎ 4 ➡︎ 5…
まさに
調味料
ですね。
スイカに塩
他に、フルーツに塩をかけて食べる人とかいますよね?
実際に、スイカに塩を振ってから食べてみると確かに甘く感じるのです。
でも、なぜ塩を吹きかけるか?という質問に
世の人が答えているのは、往々にして
「甘さが引き立つから」
という、至極フワっとした理由(言い訳)を耳にしますが、科学的ではないですよね。
かといって、上で述べたことが科学的であるか?と問われたら
全然科学的ではないのですが、
そのベクトルとテコの理論で以ってすれば、まだマシな言い訳になりそうです。
あれも、
フルーツ自体の風味(味)の方向性があるわけで、
それに塩をかければ、数値は確かにマイナスに振れるかも知れないが、
風味の絶対値は増大するのだ。
…−6⬅︎−5⬅︎−4⬅︎−3⬅︎−2⬅︎−1⬅︎フルーツ➡︎1➡︎2➡︎3➡︎4➡︎5➡︎6….
なので、
スイカに塩をかけて感じるのは
「甘さ」じゃなくて
スイカ自体の風味の絶対値なのではないだろうか。
(塩っ)辛さと甘さというのは、
実は、相対峙する味覚ではないのでは?と思います。
それとも、ただの言語表現がまだ発達してないだけかも知れません。
焼肉でも蕎麦で塩
焼肉でも蕎麦でも塩をつけて食べると
素材そのものの旨味を感じれるのですが、
素材(肉・蕎麦)の風味・味をベクトルとすれば
塩で食べる意義はありそうです。
以上。