ボタン師匠の事中田ボタン師匠が亡くなられた。
中田ボタン師匠は、私が尊敬する数少ない芸人の一人だ。
違う先輩(村上ショージ師匠)のインスタの投稿で知りました。
吉本のレジェンド芸人でありながらも、その訃報の連絡が会社からないのは、ボタン師匠が吉本を退所されているからなのだろうか。
ボタン師匠には大変お世話になりました。師匠とは、私が劇場の進行係という裏方スタッフとしてNGKに入った時からお目にかかることになったのだが、当初、私は自身のくせ毛をそのまま伸ばし、あまり整えてないアフロで日々動き回っいた。
裏方もしながら「芸人」ではあるので、諸先輩方に覚えて貰ってナンボなので戦略的にそうしていた。(そのお陰?か後年もずっと「モジャ」と呼ぶ先輩がいるほど、良くも悪くも人の覚えが良かったようだ)
ある時、ボタン師匠に呼び止められ、「君、その頭、汚いから切りなさい」
と言われ、即日髪をバッサリ切りに行ったのも良い思い出である。
それまで自分なりの考えがあって髪を伸ばしていたのに、
ひと言われただけですぐ髪を切りに行ったのは、
それがボタン師匠だったからなのだろう。
たったひと言で、芸人であるならば小綺麗にして置かなければならない、というのが自然とスッと納得させられる、師匠の日常の出で立ちにはそんな説得力があった。
他には、隙を突いて芸事についても個人的に色々話しを伺ったりもし、(もちろん、機会があれば、まだ聞きいておきたい事もまだあったのだが)
私が劇場の進行係を辞めた後も、喫茶店が被ってたこともあり、お店で一緒になることが何度かあり、その度にご馳走頂いたりとずっとお世話になりっぱなしであった。
昨年だったか、桂小文枝師匠のYoutubeでお元気なお姿を拝見し、いつかまたお会いできる機会がきっとあるだろうと思っていたのに、結局、二度とお目にかかることは出来ず仕舞いで、非常に悔やまれる。
私もカメラは良い機材を持っているのに、活かしきれず、縁のある人の写真を一枚も撮ってないのは、自分に対して、今更ながら、忸怩たる思いがする。
中田ボタン師匠ありがとうございました






