おはようございます。日本夢之助です。
ウイスキーを少しずつ飲み比べなどしつつ
最近考えたことは
人の味覚は「絶対的」である、ということです。
以前ね、
それについて
ウイスキーは高いものほど美味しい、と書いたのですが、
それは
希望・要望であって、
自分に合うかどうかは別なのである。
というのも、
例えば、
有名な銘柄に「マッカラン」があるのですが、
これは、蒸留所の名前で、
繰り出されるウイスキーにも
「12年」だとか「18年」だとか、いろいろ銘柄があって
「マッカラン12年」と「マッカラン18年」は全く違うものなのです。
ちなみに、マッカラン12年は6000円台では買えません。7000円〜8000円はします。18年は3万円近くします。
「マッカラン12年」をさらに6年熟成させたものが「マッカラン18年」になるのではないのです。
※12年もののウイスキーというのは、その蒸留所の12年以上の原酒を合わせている事を意味しています。18年ものならば、18年以上熟成されている原酒がバッティングされているのです。なので、年数が高い=値段が高くなるのは、シンプルに希少価値とコスト代のみを意味していると思います。
同じ配合のお酒が、熟成年数の違うだけ、ならば比較は出来るのですが、
元々配合される原酒自体が違って、
さらに、熟成させる樽の種類が、
例えば、シェリー樽だったりバーボン樽だったりと、違うので
違うのは、年数表記の数字だけで、全く違うものなんです。
これはマッカランに限った事ではありません。
「マッカラン12年」という味があって、その味になるように調合されている、
「マッカラン18年」も同様で、
それぞれが独立して屹立している、山や塔をわたしはイメージしています。
他で近いところでは、「就活」に似ているのではないのでしょうか。
それぞれが独立した会社で、
会社の規模(熟成年数、値段)が大きいからといって、自分に合う訳ではない。
働き先での満足度は
体感した自分にしか判らない。
ウイスキーも同じで、
ウイスキー自体は、年数が上がれば値段は高くなるのですが
必ずしも、高い銘柄の味を自分が美味しく感じるかは、判らないんですね。
色々期待して
「うーん、そうでもないなぁ」と期待外れを何度も味わった末の結論です。
以上。
《今日の味噌汁》
〜玉ねぎと水菜と鶏肉〜