世界で戦い続ける日本の女性 〜ディアドラ〜

おはようございます。日本夢之助です。

世界中を飛び回って戦い続けている女性がいます。

ヒトではありません。

馬です。

ディアドラ

という日本のサラブレッドです。

以前に比べ

日本の

海外遠征はかなり身近なモノになっています。

それにしても、シーズン中(春競馬・秋競馬)などは基本的に日本が主戦場で、

最近でしたら

シーズンの最後12月は香港、

3月はドバイ、

夏はオーストラリア、

もし世界最高峰のレース・凱旋門賞に出るなら秋に遠征、帰国後にJCや有馬記念など

一頭の馬が

それも勝つ見込みのある日本のトップホースが

年に1回、多くて2回いくかどうか?というのが普通なんですが、

ディアドラは

基本的に海外で転戦を重ね、日本にほぼ帰ってきません。

2019年8月 ナッソーステークス(G1・英国)優勝

※日本調教馬として英国G1初制覇

https://youtu.be/s-JrcmdEP9c

日本人の女優で言ったら、菊池凛子みたいな存在です。

この日曜日は

イギリスの歴史ある

エクリプスステークス

というビッグレース(G1)に出走するのですが(日本馬として初挑戦!)

相手は

現役の世界最強牝馬・エネイブルをはじめ

世界中のかなり有力な競走馬が集います。

JRA エクリブスステークス レースページ

さらには

今7月末には「タタソールズゴールドカップ(G1)」、

9月には「アイリッシュチャンピオンステークス(G1)」

聞いたことのないwレースに出走すると報じられました。

いや、もちろん聞いたことありますが、(アイリッシュCSは昨年4着)

日本馬には今まで一切縁のなかった向こうのビックレースです。

今夏は完全に英国(またはアイルランド)に腰を据えての転戦です。

こういった、日本馬としてのレーシングライフ?は前代未聞で

日本調教馬としては革命なのです。

つまりどんだけ金がかかるねん、ということです。

輸送費にしろ、滞在費にしろ、スタッフの人件費にしろ一人や二人じゃないはずです。

あと、こっちと同じように、同じ期間だけカイバ(餌)代もいる訳です。

そして、どんどん移り変わる環境下でディアドラは連戦連勝とはいかねども

接戦を繰り広げています。

だから、僕は

アーモンドアイ 以上にこの馬と陣営を尊敬しているのです。

今週末の最大の楽しみです。

日本馬の奮闘はちょっと涙が出ますよ。

お時間あればラジオNIKKEIあたりで実況があると思われます。

ちなみに、馬券も買えます。

その場合の注意事項で、

同レース出走馬に「ジャパン」という馬がいますが

地元・アイルランドの馬なのでどうかお間違いのないように。

みなさん、ディアドラを応援しましょう。

ディアドラの素晴らしい映像(音声はすべて英語)

エクリプスステークス(G1)

英国・サンダウン競馬場 日本時間 7月5日(日)午後11時35分