おはようございます。日本夢之助です。
最初に断っておきますね。
今回も、競馬の話です。
「学校で学ぶ事なんて、社会に出ても使わないでしょ?」
という主張が、世の中にはあって、
最悪、
勉強したくない子供が、勉強したくない時の言い訳として使いよる!
のでございます。
わたしは
そうでもないよ〜
と言ってあげたい。
役に立つかどうか、
じゃなく
役に立てようと、するかどうか
ではないでしょうか? 無理やりにでも役に立てようとすれば、いくらでもあると思います。
少なくとも、
高校数学の
数学Aで学んだ「順列」と「組合せ」は
【毎週「馬券」を買う時にすごく役立ってるよ〜】と、教えてあげたい。
馬券の買い方の中に
「三連複」と「三連単」という方式があります。
三連複、というのは
上位1着〜3着までに入る馬を当てる馬券です。順番は関係ありません。
例えば、10頭立てのレースなら
10頭の中から3頭を選ぶ、その「組合せ」は
10 C 3
で
で、120通りとなる。
というわけで、10頭立てのレースで三連複の全(10)頭ボックスを買うとすれば
120✖️100円で
1万2千円かかるという事だ。
三連複の場合、A、B、Cという3頭を、順番(1着、2着、3着)関係なく考えるので
3頭で1通り、として考えるのですが、
これに「順列」要素を足せば
三連単で、何通りかも解る。
三連単は、1着・2着・3着を順位通りに当てる馬券です。
なので、
さっきの1通りの3頭を「どう並べるか」の問題なのです。
①1着 A、 2着 B、 3着 C
②1着 A、 2着 C、 3着 B
③1着 B、 2着 A、 3着 C
④1着 B、 2着 C、 3着 A
⑤1着 C、 2着 A、 3着 B
⑥1着 C、 2着 B、 3着 A
つまり、異なる3頭の馬の並べ方は、全部で6通りである。
順列の解き方でいえば、
3P3
で
当たり前だが、同答の6通りである。
上記した10頭立てのレースの3連単10頭ボックスは
10 P 3
または
10 C 3(120通り)✖️6で
720通り、
コストは
720✖️100円なので、7万2000円なり。コロ助。
18頭立てのレースで
3連単1頭軸総流しマルチならば、
自分が決めた軸一頭を外した17頭から2頭を選ぶ組み合わせを考えれば良いので、
まず17C2をして
計136通り。そして、6をかければいいので、716通りで
コストは、71600円である。
式や数字など色々並べ立ててエラそうに説明してきたが、
メリットは、
「今から買おうとしている馬券がどれだけかかるかが “ほんの少しだけ” 早くわかる」
それだけです。
デメリット、というか無理な事は、三連単・三連複問わず「フォーメーション」には使えない事である。
【今日の結果】
わたしにしてみれば
学校で学ぶことに意味はないというのは間違いである。
が、しかし、
「順列」と「組み合わせ」以外は、社会に出ても使わない。
という要らん一言も、わたしにとりましては、悲しい哉 “事実” ではある。
強いてあと一つ挙げるとすれば、ミトコンドリアくらいですかね。
で、大事なのは、
競馬(馬券)を通して理解した力で、
逆に、改めて高校の時の数学の問題を解いたら、すぐに解けた事です。
問題で何が問われているかが解ったのだ。
当時は、問題で何を問われているのかが解らなかったのに。(わたしは文系だったので。=言い訳)
、、、ということで、
この相乗効果を考えば
学校の勉強も競馬も、どちらも捨てたもんではないな、と
ちょっとだけ思えます。
以上。
《おまけ》
〜もし、この間の日曜日の東京競馬の全12レースを「3連単全頭ボックス」を買っていたら〜
計算してみたのですが、、、
全コストは約490万円で、
払い戻しは
約900万円近くにのぼるので
プラス400万円くらいになった。結果論だけど!!
これは100万馬券(100円だけ買っていれば100万円返ってくる)が3本も出て
そのうち一つは、メインレース(エプソムカップ)の3連単の払い戻しが400万馬券に化けたからです。
だから、
あくまでも結果論、って分かってますって!