おはようございます。日本夢之助です。
【中国政府による香港への「国家安全法制」導入】批判声明への
日本政府の参加拒否が報じられました。
2017年にマラソンで走りに、一度香港の地を踏みましたが、
色気のある、大好きな街です。
一度でも、行ったことがある身としては
寂しい気がします。
寂しいというか、
今回は
そっち!?
と、日本の間の悪さに驚き、そして落胆しかありません。
別に欧米に追従する必要もないし、すべきではなくて、それでも
今まで、要らんところで散々英米追従して置きながら
今回はそっちかい!って感じです。
本当に、香港のためだけを考えれば
今回は参加するべきだったと思う。
英米が正義者ぶった顔でやってますが
歴史的に見ると
本来、中国の領土の一部であり、
19世紀に大英帝国が帝国主義的政策で、中国からぶん捕った地です。
だから、
根本、英国が悪いのである。
かと言って、
それがなければ、租借地として英国に統治されず、
彼の地が資本主義的・民主主義的な気風を吸い込まなかった、
その方が良かったという訳では決してなく、
過去の帝国主義的侵略を正当化はするべきではないにせよ
もう既に、そうなってしまったのだから
そうなってしまった地と、そこに住む人々の意思は尊重されるべきなのである。
甘い夢として、、、
香港(や台湾)の気風が中国全土に広がっていくのがベストなのだが、
真反対の状況であり、真反対方向にベクトルは進んでいる。
英国も悪いし、
同一化しようとしている、なぜか懐が小さい中国も悪いし、
国民国家単位で人を囲い込む事それ自体が、もはや時代遅れで古いって感じます。
市民の誰が喜ぶというのか。
今、日本がやれる事は少ないが、
もちろん、他人事ではないことも確かです。
「昔、香港に行った事がある」と、甘い過去の夢を懐かしむような事態にならなければ良いが。
中国とて、そんな国ではない筈である。
以上。
20200612