大阪市民、逡巡 〜大阪都構想②〜

おはようございます。日本夢之助です。

間違った政治手法

報道で

『大阪都構想』の住民投票を11月に控えているのですが、

ここ3、4日の間に

大阪府の吉村知事や、大阪市・松井市長が、

住民投票で否決された場合の、各々の進退について言及したことが報道された。

『大阪都構想』の内容については別として、

ああいう、進退を言及する政治手法というのはいかがなものか、と興醒めしてしまう。

これが例えば、

キングコングの梶原さんがタレント生命を賭して始めるYoutube(個人的なもの)とは違って、

今回は

274万人を導かなければならない政治・政策のことですから、

一個人のウェットな意気込みは全く必要ではないんですがね。

良し悪しは別として、一つの政党が長年ブラッシュアップしてきた政策に

変な色が着いてしまうので、

それは政策にはマイナスだと思うんです。

一方で、

選挙演説などでは、そういった、熱が入ったスタンスは、

人に伝わるところが小さくないので

一政治家の政治手法としては正しいかもしれないが、

政策は、ドライに良し悪しで判断されるべきである。

しかし、

今現在、当たり前にスタンダードになっている

国や自治体の制度や政策が

必ずしも、正しいから採用されているのかは判らない。

すこぶる間違っている悪政も

制定・施行される段階では正しいと判断されて採用されている事も

過去にはあったであろう。

神か未来人にしか判らないのだけど。

『大阪都構想』のジレンマ

いろいろ物色してみて

どうも必要性が喫緊的に感じないのは、

一つに

今(だけ)は、大阪府と大阪市が仲良く、一丸となって進んでいる事だと思います。

それは、大阪維新の会という一政党が固めてるから当たり前である。

しかし、

大阪市を無くす!という改革は、

そういう風に、府と市を牛耳って初めて一気呵成に遂げるのであり、

今はまさにそういう状況なのだけど、

「今は、別に必要ないんじゃない?」とも感じてしまうジレンマを内包している。

う〜ん、

どうにもこうにも難しいです。

以上。

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