おはようございます。日本夢之助です。
趣味はなんですか?と訊かれた時に、一つにあげるのが
競馬です。
人生を変えた要素の一つとさえいえます。(近くに競馬場があったということで大学を選んだからです)
例えば、合コンなどで女の子に趣味を訊かれた時に
「競馬」
と答えると、
(あ、この人ギャンブルする人なんだ)
とそれだけで判断されてしまう恐れは合点承知の助なんですが、
僕は競馬をギャンブルとだけで定義せず
スポーツとして大変楽しめ、
また
処世術の一つとしても大変有効なので
そこらへんを分かってもらえたら、実は男女限らず
ハマる要素ってめちゃくちゃあるのが
競馬だと信じているのです。
実は、以前から
【それを読めば、ある程度競馬界の流れが分かって、楽しめる】というような
競馬の入門書みたいなモノを書きたかったというのと、
競馬をどう説明するのが一番効果的か?というのを実験したかったんですね。
で、先入観で一番毛嫌いしそうなのが女の子という事で(←これが一番の先入観だが^^;)
「女の子が楽しめるようにいかに説明するか」っていうのをコンセプトにして書いていこうと思っています。
ゆくゆくはYoutubeなどで解説動画も作れたらと思っています。
もちろん、ギャンブルとしてのみでも十分楽しめますし
その場合、馬券も当てることはできるのです。
馬券当てるなら点で理解しなくても付け焼き刃的な理解でも当てられるんですが、
【線】(競馬界の流れ)で色々知ると、より楽しめるのが競馬です。
本日4月19日はせっかく
皐月賞
という大きなレースがあるので、これを機に書いていこうと思います。
【競走馬ってどんな生き物?】
まず、馬(競走馬=サラブレッド)は、人間と同じように男馬、女馬と分かれています。
おとこ馬が「牡馬(ぼば)」
おんな馬が「牝馬(ひんば)」といいます。
馬が生まれると、0歳です。
年が変わって1月1日付でみんな1歳上がります。
したがって、生まれた年の次の年は、、1歳。
その次の年は、、、2歳。
多くの競走馬はこの2歳の年に競走馬としてデビューします。(2歳デビュー)
早ければ夏前(6月から)にデビューします。
そして
その年の12月31日で一年が終わって、年が明け1月1日付で同級生はみんな3歳になります。
だから、
去年2019年にデビューした2歳馬はすべて、今年2020年1月1日より
3歳馬ということになる訳なんです。
人間でいうと、高校生〜ハタチくらいの一番良い年頃だと言われています。
※ここでは仮に高校3年生としておきましょう。
【今日の皐月賞ってどんなレース?】
例えば
高校生のスポーツで、バスケで言えば、
インターハイ・国体・ウインターカップ、という3大大会(3冠)があるのですが
同じ年にその3大会ともぜんぶ優勝するってめちゃくちゃ難しいですよね。
実は競馬にも、同じように3冠として位置付けられている大レースがありまして
今日の『皐月賞』という大レースが
その全3歳馬の実力No.1を決める3冠レースの第1冠目なのです。
因みに、3冠レースは
『皐月賞』、『日本ダービー(6月)』、『菊花賞(きっかしょう、11月)』
とありまして、
この3冠レースは3歳馬の時しか挑戦できない一生に一度のレースなので
それだけに名誉がある訳で、
すべてこの3冠レース
特に
日本ダービー
を獲るために、ホースマンと呼ばれる競馬関係者の皆様は切磋琢磨されているのです。
【今年の皐月賞の見どころ】
やっとですが
今日(今年)の『皐月賞』についてみましょう。
まず、注目すべき2頭がいます。
コントレイル(1番人気)
と
サリオス(2番人気)です。
今日の皐月賞を走る18頭は去年2019年デビュー組なんですが
そのデビューした年の年末の段階での実力No.1を決めるレースが2つありまして
その2つのレースをそれぞれが勝っている訳なのです。
- 朝日杯フューチュリティーステークス勝者 → サリオス
- ホープフルステークス勝者 → コントレイル
実は現段階で既にこの年代の横綱級としてこの2頭は決まっているのですが、
この2頭は未だ対戦していない!
のです!
そういうところもワクワクする要素の一つです。
今日は難しい事は言いません。
要は、「この2頭のどっちが強いねん!」って話なのです。
はたまた
別の挑戦者(馬)が勝つのか?
というところが競馬ファンの関心でもあるのです。
普通に「どっちが勝つねん!?」という観点だけでも
今日のレースを生中継で見ていただけますと楽しめると思います。
【疑問点①】この2頭は両方横綱級だとして、なぜ1番人気、2番人気で差がついているのか?
一概には言い切れませんが
コントレイルが勝ったホープフルステークスが、
今日の皐月賞と全く同じ舞台(同じ競馬場、同じ距離)っていう点でみんなが支持していると思われます。
【疑問点②】コントレイルとサリオスのどっちかで決まるのか?
コントレイルとサリオスは
昨年末に勝ったレースからぶっつけで今日のレースに臨む訳ですが、
前大会オリンピック金メダリストが、次の大会の代表選考会にぶっつけで挑むみたいな不安ってありますよね?マラソン選手で言えば、市民大会の一つくらいは出ておきたい、みたいな。
他の馬は、この三ヶ月の間に一回でもレースを走っている点で、
ローテーション的には実は2頭の方が不安は多いはずです。
だから
もしかしたら、他の馬がさっきの二頭に勝つ!?ということも十分に考えられるのです。
例えば、サトノフラッグという馬は
今日と同舞台のトライアルレース「弥生賞」を勝っていまして、サリオスに次ぐ3番人気に支持されています。
【今日の結論】
全頭を紹介する訳にはいかないので今回はここらへんで終わりますが、
少なくとも
今日の皐月賞を見ておけば、年末までは楽しめます。
今日戦ったほぼ同じようなメンバーで6月の第1週あたりに日本ダービーがあります。
日本ダービーは、今日の皐月賞とは競馬場も距離も違うので
今日勝った皐月賞馬がそのまま日本ダービーも獲って二冠馬になるのか!?
はたまた負けるのか?
それだけでワクワクしませんか。
そして、三冠馬になる権利を有するのは、今日勝った皐月賞馬だけなのです。
《本日15:40出走》
【おまけ】
因みに、3冠レースには昔から、キャッチフレーズのような面白い謂(いわ)れがあります。
皐月賞 → 一番速い馬が勝つ
日本ダービー → 一番運がある馬が勝つ
菊花賞 → 一番強い馬が勝つ
以上です。
☆★☆今日の皐月賞の出走表☆★☆★☆★