1日で大阪湾一周の旅⑦和歌山ー大阪間は、あきらめた

おはようございます。日本夢之助です。

「引田」という歴史的まち並みがある町

高松から11号線上を69km、漕ぎに漕いで徳島市に入りました。

12:30 高松(屋島付近)発

16:00 徳島市に入る

吉野川、広し!

初めて吉野川を目の前にしましたが、

余りの雄大さに感動です。

潜在的に眠っている(?)豊かさのようなものを、わたしは感じました。

文明が大きな河川流域で発生したり、

集落が町になり、街になり、と繁栄していくのが

感覚的に解る気がした。

吉野川の大きさに今回の旅で一番感動。

状況的には、

そのままフェリーに乗ってしまうか、一泊するか決めかねているのですが、

どちらにしても、フェリー乗り場に行っておこう、と思って

(出発時刻を17時のフェリーだと思って、後に19時前と判る。)

市中心部には行かず、南海フェリー乗り場に向かった。

訪れた地の都心・都邑には行くべき

例えば、JR徳島駅や、県庁前、市役所前などが

普通はその県の都邑(都心エリア)になるかと思われるが、

そこの風景を見なかったため、

「徳島」という町についての情感何も語れません。

物事は、必ずしも中心だけじゃなく、周辺が大切なこともありますが、

旅行先に関しては

中心(地)というのは大事です。

登りたかった「眉山」や、徳島ラーメンなども含めて、

再度、徳島を訪れた時のための

余白

として、前向きに捉えたいと思います。

選んだ「その後…」

さて、徳島以降の、未定については

19時前発のフェリーに乗れば

21時過ぎには和歌山港に着き、

南海「和歌山港駅」発・難波行きもの特急便の終電に間に合う、というので

今回は、とっとと帰ろう。

と、決めまして。

フェリー乗り場近くの100均ダイソーがあったので

特大ゴミ袋とゴムバンドとガムテープを買い、

自転車を輪行用に畳んで、フェリーに乗り込みました。

▼徳島港は涙に霞んで

22:40 難波着

これまでと違う旅

最後の最後に

和歌山ー大阪間の走行を諦めたのですが、

実は、わたしにとっては大きな収穫である。

以前の自分なら

どんだけ尻と手が痛くても

目標はやり遂げていたが、

諦める形でも、柔軟に対応、という事で

それだけでも、今までやってきたのとは違う自転車旅になりました。

高松市内についても、

全てを堪能をした訳でない。

むしろ、高松市から南下して、山を越えて徳島に入るルートも

面白そうだなと思っているので、また訪れたいと思っています。

再訪を祈り、余白を残したつもりです。

むろん、

徳島については、「眉山」に登らなかったので、近く行こうと思っている。

難波ー徳島までは

南海電車の「特急サザン」と「フェリー」で

2000円である!

ただただ

自転車漕いで

1日で大阪湾一周してみる、

だけ

の旅でした。

以上。

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《今後の展示》

・『額装2点』2020.9.27-10.3

Gallery & Darkroom LimeLight (大阪・帝塚山)

・『モノクロベスト2019セレクション展』 2020.11.22-28

Gallery & Darkroom LimeLight (大阪・帝塚山)

モノクロ写真を展示いたします。

1日で大阪湾一周の旅⑥猿と目が合う

おはようございます。日本夢之助です。

高松から徳島までは、基本的に

国道11号線

を進みます。

 

ルート:実際に往った道(国道11号線)

ルート:仮(山を登る事になるが、“そのまま11号線進んでおけば…”と後悔しそうだったのでやめました。)

このエリアの国道としては、一番大きな国道ですが、

片側2車線はすぐに尽き、

同車線を走る車に気遣う69キロでした。

他の区間(大阪〜東京)でもそうですが、

この果てしない数字を

いかに

己を騙しながら減らすかが勝負です。

平賀源内の故郷「志度(しど)」

11号線を進めば、高松市の次は「さぬき市」です。

ここに

志度

という、瀬戸内の海に面した町らしい名前の町が佇んでいます。

標識をみると、

江戸期の発明家として名高い

平賀源内

の記念館と、旧邸があるという。

旧邸のみ、邸前まで行ってみた。

「志度」や「多度」とかって名前は

いかにもこの地らしさを感じるという意味では、とても色気がある名前で好きなんですね。

疲労から休憩など摂り出す

そろそろ不眠がもろに効き出す。

不眠から直接くる疲れではなく、

これは

不眠状態である、という自意識と、それが当分続く想定でによるものです。

不眠でも、不眠と気づかなければ、特段問題ではないのに、と思いながら。

疲労による苛立ちで

余裕もなくなり

写真などほとんど撮ってない。

これでいいのだ。

主眼は自転車の方だから。

⬇︎一番へばって休憩中の写真

猿もびっくりしてた

片側一車線でも

腐っても国道なのか

大型トラックもガンガン走っている。

運転手が気遣ってか、追い越す時には結構なスペースを空けてくれるので、

反対車線の歩道を走ることにした。

/車線/対向車線/歩道

であるが、

猛スピードで進んでいると

山の斜面のフェンス伝いに猿が移動していて

突然現れた僕と目が合い、びっくりしていた。

戻って写真撮りたかったが、攻撃されてもアレなので、スルー。

すれ違いざまの一瞬の出来事である。

約70キロ/3時間

鳴門から徳島までは、約10キロである。

思ったより

かなり早く徳島市に突入できた。

道に光が差し込めば、新しい思考も芽生え始める。

『徳島で一泊してもいいんじゃないか?』

徳島以降の予定をリスケ

①徳島市内で一泊して、朝方和歌山に渡り、大阪へ

②今日中に和歌山に渡り、漕いで大阪へ戻る

③今日中に和歌山に戻り、輪行して帰る(自転車を畳んで電車に持ち込んで移動)

さて、、、、、、、、

どうしよう、迷いながら、徳島に向かい漕ぎ続けている。

つづく

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《今後の展示》

・『額装2点』2020.9.27-10.3

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・『モノクロベスト2019セレクション展』 2020.11.22-28

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(大阪・帝塚山)モノクロ写真を展示いたします。

1日で大阪湾一周の旅⑤高松は栗林公園・屋島

おはようございます。日本夢之助です。

ニャンコフェリーがうどんに着きました。

(ジャンボフェリーが香川県に着きました。)

A M5:00

しかし、

そんな時間でも、調べてみますと、高松は遊べます。(僕的に)

・早朝から営業しているうどん屋さん

・栗林公園

上の2点の他に、屋島(合戦場跡)にも登らなければなりません。

地図上の長さと、実際の距離とを比べた上で、

以降のルートを決めますが、

赤線は実際進んだルート。

青線は、仮ルートです。

とりあえず、「高松駅」方面に向かってみることに。

高松駅前のうどん屋 1軒目「味庄」

うどん撮り忘れ。

⬇︎

さて、どうするか?ですが、「栗林公園」というところが5時半から開いているそう。

栗林公園

4〜9月は5時半開園。入園料 大人410円.

ゆっくり1時間半も滞在しました。

調べてみますと、

高松藩自体は、水戸系の徳川家で、家康の孫に当たる松平頼重(兄弟には水戸黄門(光圀)様がいらっしゃるそう。)が初代藩主として入封。

今回の栗林公園は、

元々、この地の豪族が16世紀後半から作り始め、以後、生駒氏、そして先記の松平家に継承されたそう。

江戸期には、高松藩主の下屋敷(別荘)として使用されてたらしい。

面白いのは、明治維新後早々(明治8年)には、県立公園として一般公開されている事です。

当地のものだから当然だが、所有してきた統治者が代わりに変わって、

私的な庭園が幕府瓦解後にすぐ一般公開されるところをみると、

盛者必衰・無常を感じずにはいられません。

想像するに、往年の情景が相当部分が保存されているのではないか、と思われ、

昔の人の美的感覚・贅沢さを、窺い知る事ができます。(そうではないかも知れないが。)

既にかなり満足です。

また高松を訪れた時には、必ず行くでしょう。

⬇︎

うどん屋 2軒目「松下製麺所」

栗林公園近く。

うどん撮り忘れ。

⬇︎

うどん屋 3軒目「手打十段うどん バカ一代」(花園町)

超大人気店で、老若男女・観光客や近隣の方などでごった返す。

注文した名物の釜バターうどんは、カルボナーラ風。

すごく美味しかったですが、普通のうどんも食べるべきでした。

⬇︎

屋島(源平合戦場跡)

教科書の源平興亡時期の合戦の一舞台となっている「屋島」とあるが、

昔から、「屋島ってなんやねん、、、」不思議だった。

わたしの中の「屋島」はすべて文字のみの「屋島」だった。

文字通りの島なのか。または地名だけなのか。

 

調べてみると、高松市が一望出来るビューポイントらしいので、今回の目標の一つとなった。

訪れた地の一番高い所にまず登ってみるってのは、民俗学の鉄則である。

、、、とは、民俗学者・宮本常一先生の言葉である。

屋島とは、

今では、山(台地)でしたが、海面がもっと高かったと思われる昔は、島だった?らしい。

▼朝方、高松駅方面に向かう前の屋島

▼北西方面(瀬戸内海)

▼南西(内陸)方面。中右端の低い山(紫雲山)のふもとに栗林公園がある。そのあたりまでは海(入江)だったかも知れない。

▼南東方面。今からあの山間を縫って行く事を想像すると嫌になります。

▼屋島地区ふもとから見上げる屋島南嶺。

そろそろ

12:30 徳島へ向けて出発

国道11号線 

屋島周辺から徳島まで69キロ。

物理的にどうしようもないので、自分の心を騙しながら行くしかありません。

5時半くらいに徳島港発のフェリーに間に合わなければならない、ので結構焦っている。

つづく。

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《今後の展示》

・『額装2点』2020.9.27-10.3

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A4写真 × 2点を額装して展示いたします。

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モノクロ写真を展示いたします。

1日で大阪湾一周の旅④寝れないフェリー・寝れない旅

おはようございます。日本夢之助です。

さて、神戸のフェリー乗り場に着きますと、

意外と、人が居た。

自分と同じように自転車と共に乗り込む人が

個人や団体問わず、結局、20人くらい居ました。

複雑骨折並みのふざけ加減

わたしが乗ったのはフェリーは

神戸初 香川県行きのジャンボフェリー

ならぬ、

神戸発 うどん行きのニャンコフェリーみたいです。

大体が伝われば、何でもいいんだろうなぁ、と思いました。

自転車にも優しい

ガッチャンがちゃんとあります。

車留めもあります。

フェリーで寝れない

船内アナウンスにより

高松で降りる人は自分で降りてください。とありました。

小豆島に行ってしまうそうです。

という事で、

フェリーで一睡もせず、

これから先を想像すると…

高松〜徳島も寝れないだろう。

徳島〜和歌山間のフェリーに乗る頃は相当の疲労があるはずで爆睡したいが

2時間程度なので、寝不足で和歌山から大阪まで漕がなければならない???

ん???

この旅は、寝れないな、と気付きました。

青天の霹靂です。

これは、想像してませんでした。

寝る事をイチイチ想定しないので、

寝れない・休めない、という事も想定外なのである。

「寝不足」「疲労」=気持ち悪い、

そのゾーンに100%の確率で入っていくのか

と、横になりながら、滅入っていました。

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《今後の展示》

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A4サイズの写真を2点、額装して展示いたします。

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モノクロ写真を展示いたします。

1日で大阪湾一周の旅③大阪-神戸間を漕ぎながら

おはようございます。日本夢之助です。

高松ゆきのフェリー 深夜1時発便に間に合わせるべく

全力で漕いでるのですが、

アクシデントにより旅程の選択肢が制限されるなど

状況が刻々と変わって行った。

ライトの電池がなくなった!

西宮らへんで

フロントライト(前方を照らす)のバッテリーが切れてしまった。

心に

暗雲が立ち込めた。

旅程が制限された。

神戸まではこのまま進むとして、

・和歌山から大阪までの夜間走行はできない → フェリー便を再検討

または

・コンビニでバッテリーを買って、昼の間に充電

どうしようか、と余計な悩みが生まれるめんどくささ。

この時点で、(早くも)テンション下がっている。

 完璧な旅などなさそうである。

 

安全>目的・楽しみ

自転車は車両なので

車道を走るわけですが、

結構な速度で走りながら、毎度思うことは、

歩道から人が飛び出した時に

仮にクラッシュしたら、間違いなく命を奪ってしまうであろう。

そう感じる速度だ。

特に、車道の端に停車している車があるたびに

速度を若干落とす(または、ブレーキに備える)。

1億円くらい補償できる自転車保険の加入は必須である。

 

ちなみに、わたしが考える最低限の安全対策は、

・ライト完備(フロント、リア)

・交通法規遵守(特に、逆走しない。)

・メルメット

・ブレーキ完備

 

特に、上2点は、対人事故があった場合、

不点灯や逆走だった場合に、責任は全部こっちなので

市内で走るときは、絶対守っている。

以上。

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