パセリ

おはようございます。日本夢之助です。

先刻食べた、“オーリオ・オーリオ”という

オリーブオイルとニンニクのパスタに、パセリを大量に入れた料理を自作して食べては、

外出前にシャワーがてら一緒に歯磨きも済まそうと、

浴室にて裸で歯磨きをしていたら

始めの歯ブラシ一振り(?)で

歯に挟まってたパセリが塊で落ち、

浴室の白いタイルに目立って貼り付いている。

パセリは香草である。

しかし、すこぶる良い香りではない。

人間の他に、パセリを食べる動物はいるのか。

人間にしても

あの香りを必ず欲する人は、少ないだろう。

が、

なんだか、手に取れるように店の棚には置いてある。

アリがパセリを食べるだろうか?

ライオンがこれから食らう肉にパセリを添えるだろうか?

好きな物だけしか食わない動物よりは

『栄養学』とか言いながらも

別に好きでもない物を食べる人間は

動物より、少しだけ偉いのでははないか?

と、

床で濡れ死んでいるパセリを、見つめながら思います。

中には

寿司は焼肉が嫌いな人間もいる事だから、

犬によればドッグフードが嫌いなのもいるだろうし、

ネコまっしぐらにまっしぐらないネコもいるだろうし、

人参が嫌いな馬やウサギもいるだろうし、

草食のライオンもいるかもしれないが、

みんな、嫌いなものは食べなくても生きていける。

ただただ、好きなものを食べて人生(?)を全うできる。

人間は、

栄養の事なんて考えるもんだから

好きでもないものを「一応、食べとこか?」と、栄養学に忖度しているところが

弱いんだか強いんだか判らない。

しかし、

仮に、

動物より優れているところが

一つだけあるとすれば、

直立歩行したり火を使うところでなくて

法律を作って悪い人間を罰するところでなくて

物事を量子学に照らしてみるところでなくて、

パセリを食べるところだ。

食べなくても、

今から食べるって料理にパセリを添える行為も、偉大である。

以上

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《今後の展示》

・『額装2点』2020.9.27-10.3

Gallery & Darkroom LimeLight (大阪・帝塚山)

A4写真✖️2点を、額装して展示いたします。

・『モノクロベスト2019セレクション展』 2020.11.22-28

Gallery & Darkroom LimeLight (大阪・帝塚山)

モノクロ写真を展示いたします。