希う主なきネットの御山洗

おはようございます。日本夢之助です。

久々に、不快な気分を味わった日でした。

今日の副題は、『ユーミンファンは「白井教授問題」をこう考える!』です。

報道にもありましたが、

京都精華大学の専任教授・白井聡氏が、先日総理大臣の役を辞した安倍晋三氏を労った松任谷由実さんを批判したのだが、

ああいう言葉を使うのは、「批判」にも当たらない、ただのヘイトスピーチなのでは、と思います。

松任谷由実さんに「早く死んだほうがいい」 政治学者・白井聡氏、物議の発言削除し「つい乱暴なことを口走ってしまいました」

https://news.yahoo.co.jp/articles/0329d6db8f9c265f3d5b2aba08fb4dc062dadf41

 

わたしは、この件に関して、世間より不快感を割増で喰らった。

というのは、わたしが、かなりのユーミンファンだからです。

で、あるからこそ、

彼の批判(?)が

かなり歪んでいると思いました。

書くに堪えないが、

「早く死んだ方がいい」などというヘイトスピーチの、その醜悪さは

実は

今の世の中を見渡せば、特段珍しいことでもないような気がします。

むしろ、そういった詰まらない流れに、大学教授が飲み込まれてしまったと解するだけなのです。

そして、彼も一ユーミンファンらしい。

それも、荒井由実時代至上主義の、

荒井由実が結婚して松任谷姓になって以降の、松任谷由実の楽曲を良しとしない類のファンらしいのである。

こういうファンは結構居るんですね。

「やっぱ、荒井由実時代の楽曲がいいんだよなぁ〜」みたいに言う人。

方や、

わたしは、

ユーミンは常に進化している、と思っているファンでして。

確かに、

荒井由実時代の楽曲は1曲たりとも外れのないんですね。全曲名曲と言ってもいいくらいです。

しかし、同じだけ、松任谷時代(〜現在)にも同じだけ良い曲がありますから。

今日お伝えしたいのは、これなんです。

でも、それは、別にいいんですよ、人それぞれの趣味なので。

問題は、

その、松任谷楽曲に対する個人的な忸怩に

今回の安倍批判を絡めて展開している事である。

なので、安倍批判に、個人的な趣向(荒井由実回帰)が建て付けてある、批判にも相当しない「へんちくりんな構造物」になっているのです。

それでいて、すごく下品で、至極不快でしたけど。

良い悪いは別にして、

辞任した安倍さんをさらに追い打つ様な風潮がある、っていうのが今起きている状況で、

そんな安倍さんを労う人自身も批判の的になってしまう世の中である。

自分が好きなAさんがいて、

一方で、すごく嫌いなBさんがいて

そのAさんとBさんが仲よかったら、みなさんはどうしますか?

Bさんと付き合っているAさんをあそこまで批判するかね、と不思議ですよね。

今回の場合、

ユーミンと安倍夫妻の仲なんて個人的なことだから、

口は挟まないけどなぁ、と思うのですけど。

これまで、わたしも安倍さんをコロナ対応の件で批判してきましたが、

「親交が深いんだ。へ〜」とファンにとってはトリビアに過ぎず、

安倍政権の何かしらとは全く関係ないと思うんですがね。

器が小さ過ぎた、と言う一言に尽きると思います。

 

しかし

こんなしょうもない事で、

ユーミン本人はもちろん、さらに周りのファンの人々も不快な思いを味わなければならないのは、

ネットという無法社会がそうさせているのではないだろうか。

《タイトルを、希(こいねが)う 主(ぬし)なきネットの 御山洗(おやまあらい)とした所以です。》

既に、

白井氏が籍を置かれている京都精華大学にも批判の電話が相次いでいるようで、

わたしも腹に据えかねて

よっぽど、、、、

「松任谷由実になっても良い曲いっぱいあるわ!」

と抗議の電話を入れてやろうかと思いました。(もちろん、しませんが。)

ここで終わったらしょうもないので、

最後に松任谷由実さんの素晴らしい楽曲をいくつか紹介して終わらせていただきます。

〜素晴らしい松任谷由実楽曲の数々〜

・「DESTINY」feat.桜井寿人、ゆず

 別のミュージシャンの魅力が相まってしまっています。素晴らしい映像ですけど。

・「スラバヤ通りの妹へ」feat.天海祐希

 天海さんが素晴らしい。しかし、見て欲しいのは「素晴らしい曲と歌詞」である。にしても、天海さんの美しさに見惚れてしまう。

・「緑の町に舞い降りて」

https://youtu.be/QMkeQKQRy_c

 岩手県盛岡市の歌です。

・「5ったkの向こう岸」

https://youtu.be/6rY9QyaJ988

 

・「今だから」/ 松任谷由実・小田和正・財津和夫

コロナ状況下の今年は、この曲をずっと聴いていました。

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