おはようございます。日本夢之助です。
コロナ関連の記事よりコチラの記事の方が気になります。
85歳女性、「日本紅斑熱」で死亡…右足にマダニに刺された痕
実は、わたしも、ここ半月ほど予断を許さない状態が続いていた。
(余談は多いけど。)
ご多分に漏れず、わたしも
件のマダニとやらに咬まれてしまったのです。
4箇所ほど。
腹2箇所と、太ももと、足の薬指と小指の間です。
柔らかい部分を好んで咬むらしい。
わたしの性癖にそっくりだ。
マダニに気づく頃
①咬まれた事に気付かない
腹(2箇所)と太ももはこのパターンです。
気づいたら傷だけが出来、何かに咬まれたな、というのは何となく判るのですが、
しかし、その何かは既に居ないのです。引かない傷のみがそこに残っています。
②マダニ自体に気づく
現在進行形で、今まさに咬まれているのに気づくパターン(足の指と指の間の傷)
その何かゴマみたいな小さい黒い物体が咬んでいるところを発見して取り払うのですが、
要するに、マダニに咬まれても痛さはあまりないので、気づきにくい。
しかし、なんとなく「しこり」のような違和感があるので
その方向に目を向けると黒い物体がくっ付いていた。
取り払おうとしても、強固に食い入っているのか、ぜんぜん取れない。
よって
(いつのまにか出来た傷の)カサブタかな、と勘違いしてしまいます。
≪なぜ、マダニと判ったか?≫
上記で書いた「取り払おうとしても中々離れない」虫が
わたしにとって異常な出来事だったので
『虫 なかなか離れない』とググッたら🔎
《マダニ》
という検索結果が無数に上がってきた。
咬む、というより、人間の血を栄養としてメスが吸血するらしい。
≪むやみに取り払うと口器が残る≫
現在進行形で咬んでいるマダニを見つけて、取り払ったんですが、
どうやら、それはダメな行為らしい。
調べてみたら
マダニは、嘴(くちばし)のような口器を突っ込んでいるとのことで、
(ぜひ検索してみてください。非常に気持ち悪いです。不快感しかありません。気色悪いが、不快感を感じない生き物もいますが、マダニが頭部(口器)を突っ込んでいる画像は不快感しかありません。)
無理に取り払うと…
その、突っ込んだ口器が体内に残ってしまうらしいのです。
そうとは知らず、
わたしも発見したマダニを取り払ってしまった!!
≪自己オペの日々≫
大体、ゴマ粒大くらいのマダニの、さらに口の部分となると
超極小となります。
▼めちゃくちゃ小さい口器
しかし、傷にはたしかに異物感があります。
ロンギヌスの槍の様に突き刺さって、傷は閉じても
体の拒否反応なのか赤く充血して腫れ、傷自体が生きている感じで、一切引きません。
なので、
すこし前に購入した毛抜きに附いていたワンサイズ小さい毛抜きと刺繍針で、自己オペ(手術)の
日々が始まりました。
小さな毛抜きで
傷をまさぐって
刺さっている極小のスバリのような口器を探し当て、つまんで引き抜く、という自己手術です。
※冒頭の、予断を許さなかった、というのは全ての異物(口器)を取り除かなければ、気が気でならない、という意味です。
取り除くのに成功すると
傷自体の充血は収まり、傷は死んでいきました。(←良いこと!)
マダニの口器を除去する自己オペは非常にめんどくさいです。
咬まれる箇所が大事で
足などは自分の目に近づける事が出来るが
特に、へそ辺りの腹部を咬まれると、体をそんなに折ることは出来ないので、
顕微鏡レベル(!?)の細かいピンセット作業が非常にしにくいのです。結局、ミラーレス一眼カメラのMFアシスタントズーム機能を利用して傷の状態を確かめてました。
というか、
無理に自分で取り除こうとせず、医者に診せるべし!
と厚生労働省も喚起しております。
△▲絶対マネをしないでください!▲△
≪ネット記事≫
マダニと判ると、様々な情報で溢れかえるネットでも
その記事が目に付くようになります。
別に今年だけの話じゃなく、
例年、この時期になると注意しなければならない対象だったようです。
なんか、死人も出るようなこともあり、冒頭の千葉県や、他に広島でも人が亡くなられている。
京都新聞「レジャーや草刈り、マダニに注意して 致死率高い感染症SFTS、京都で今年初確認」
https://news.yahoo.co.jp/articles/2332239bfd4aa49e8cc5288d7d8ae89e62660b4f
山陽新聞「マダニ感染症 府中70代女性死亡 広島県発表」
あと、
≪医学的に解決療法がまだない≫
実は、咬んだマダニが保有しているウイルスによる感染症の方が、上掲した死亡のケースにつながりやすく、
感染症の種類も複数ある様です。
中には、致死率27%に達する感染症もあり、しかも対症療法がまだ見つかってないらしいです。
日本紅斑熱 = マダニが持つ病原体「リケッチア」が感染
SFTS = SFTSウイルスによる感染 ←これが危ない!
などなど
つまりは、
マダニによる吸血は怖くないのだが、
マダニ自体が媒体となって不治の感染症に罹ることが恐ろしいのです。治療薬が発明されてないので、感染を防ぐには、マダニに咬まれない事に気をつけることしか方法はないらしい。
≪なぜ、噛まれたか≫
先日、叡山に登った折に、途中雨に降られ、道も間違え、かなり土まみれになり
その時に家に持って帰った可能性があります。
山野でのレジャーや畑などでの農作業は要注意です!
しっかり肌を覆い防護する様な格好を心がけましょう。
最後に、厚生労働省のマダニ注意の喚起ページを載せておきます。
マダニを早期に見つけたら、慌てて取り払わずに、ワセリン(他に、軟膏・バターなど)を塗り固めることで、口器を残すことなくマダニ自体を取り除ける方法もあるらしく、それはやってみたい気はするが、感染症の方が怖いので、やはり咬まれることを予防するとします。
今は、コロナよりマダニの方が怖い!
(綺麗な)マダムならカモーン!ですが、
マダニは、ドント、咬モーン!(Don’t come on)です。
⬇︎無事、口器を取り除き、美肌を取り戻しつつある我が太モモ