使いたくない日本語②「エモい」

おはようございます。日本夢之助です。

特に若者にとっては使い古された、古い言葉だと思いますが

「エモい」

という日本語は

決して使いたくない訳なんですね。

エモーショナル、emotional

つまり「感動的」という意味の英語の形容詞の後ろに

「〜い」をつけて、日本語化している訳ですが、

感動って何種類もある訳じゃないですか。

例えば、シンプルに喜怒哀楽の4原色から、

その間の細かなグラデーションの数だけ感動の深さがあって、

その外にある別の感動もあります。

そして、それを言葉で表すには余りあるほど

日本語の語彙数って豊富なはずなんですね。

でも

それを《諦めている》経緯が如実に表出している言葉だと思います。

そして、

「エモい」っていう響きがキモい。

気持ち悪いですね。

少なくとも、わたしは、「エモい」の響き、語感などから

秀逸な現代語ではない、と思っています。

だから、「エモい」という言葉は否定したいが、

そういう言葉が存在する今の社会は、

肯定するというか、そこにある状況・事実なので

見つめすべき材料としては面白いですよね。

以上。