競走馬は、デビューする時間帯が決まっている。

みなさんは、年・学校・会社などいろんなフィールドにおいて

ライバルとなる同期生は何人いますか?

わたしはNSC28期ですが、同期の芸人は、大阪で500名でした。東京と合わせたら1000人と言われています。

さて問題です。

競走馬が、同じ年にデビューする馬(同期の馬)は、何頭いるでしょう??

(=1年に何頭のサラブレッドが生産されているか?)

A、800頭

B、8000頭

C、80000頭

おはようございます。日本夢之助です。

今週から梅雨入りとなり、それらしく雨の日が続いていますが、

競馬界でも先週から

新馬戦

が始まりました。

名前は「メイクデビュー」と言いまして、

一つの競馬場では一日に全12レースありますが、

大体昼頃(正午前後)の第5レース目がメイクデビューとなります。

日本のサラブレッドは、昼にデビューする。

本日は、東京・阪神・函館と3つの競馬場で競馬が開催されており、

メイクデビューが、東京では1レース、阪神は2レース、函館は1レースありましたから

1日で、計4頭の「新馬戦勝ちの馬」が誕生したことになります。

ちなみに、明日もございます。来週もあります、、、、、ので

この先ずっと、毎週8〜10頭程度の新馬戦勝ちの馬が誕生していくことになります。

2018年生まれの、今年2歳の馬(約8000頭)がデビューしていって、

勝った馬達は、次の、勝った馬達同士で戦い、

負けた馬は、今度は、負けた馬(まだ勝ってない馬)同士の「未勝利戦」というレースで勝ちを狙っていく訳です。

と、各馬がそれを繰り返しては

格を上げていき、

来年のダービーを目指すのです。

未勝利戦などの格が低いレースほど朝方に固まり、

格が高いレースほど第11レース(夕方)に近づきますので、

格が上がれば上がるほど、ゆっくり寝てられるのです。

馬も人間も同じですね。

《馬券的には?》

わたしとしましては、

新馬戦は、馬券は買いたくないレースです。

理由は、情報が少ないからです。

先週のG1「安田記念」の馬柱と本日の「メイクデビュー東京」の馬柱の比較

▼▼▼G1《安田記念》の出走表▼▼▼

▼▼▼《メイクデビュー東京》の出走表▼▼▼

新馬戦の方は、いってしまえば血統しか情報がありません。

…ので、わたし的には新馬戦は、馬券はパスです笑

《新馬戦の面白いポイント》

馬券的にパスしたい、となると

新馬戦は面白くないのか?といえば、そうでもありません。

競馬はブラッド(血統の)スポーツなので、

過去に走っていた馬の子がデビューしてきたり、

または、今活躍している馬のきょうだい(兄妹)などがデビューしてきたりするのです。

自分が応援してた馬の子がデビューとなると、パスしたい新馬戦も買いたくなりますね。

競馬をある程度続けていると、そういった楽しみがあるのです。

ちなみに、

先週の新馬戦(今年最初のメイクデビュー)には、

男顔負けの戦績を残した歴史的名牝・ブエナビスタ(2009年頃活躍)と

マイルから中距離戦線で海外でも活躍したモーリス(2015年頃活躍)との

子・ブエナベントゥーラがデビューしまして、話題になりましたが、

何と、負けてしまいました。(単勝1.5倍)

カエルの子はカエル、ではない、ということです。

そして、こんなことは競馬では特段珍しいことではありません。

これも、ある意味ブラッドスポーツとしての、逆説的な醍醐味でもあります。

以上。