腐ってもダービー馬 〜今週は日本ダービー〜

線でわかれば競馬は楽しいVOL.9

馬券を当てるだけなら「点」の理解で十分ですが、「線」でわかれば競馬はもっと楽しい。読めばわかる競馬入門講座。

おはようございます。日本夢之助です。

今週は、日本競馬界が一年の中で一番盛り上がる

日本ダービー

が、東京競馬場にて執り行われます。

ダービ、といえば

今でこそ、競馬のみならずあらゆるスポーツの決定戦などでその名が使われております。

今、わたしが住んでいる大阪でいえば

「大阪ダービー」というモノがありまして、これはサッカーJリーグにて同じ大阪を本拠地としているクラブ

ガンバ大阪とセレッソ大阪の試合を指しますし、

東京ダービーといえば東京FCと東京ヴェルディの試合ですね。

さて、本題の競馬の日本ダービーですが、

まさに、

すべての競馬関係者が目指す名誉が日本ダービーなのです。

ダービー馬を出したり(生産や育成)

ダービーに勝つ(ジョッキーや馬主)のが夢なのです。

そして、

ダービーを勝った馬は一生語り継がれるダービー馬で

仮に(悲しいことに最近多いが)

その後に故障してすぐ引退してしまっても

ダービー馬はダービー馬。

言葉は悪いですが、

腐ってもダービー馬なのです。

それこそ、昨年のダービー馬・ロジャーバローズという馬は

その後に故障してしまいすぐに引退してしまいましたので

競走馬としての力は計れないのですが、それでも競馬場では今でも

ダービー馬として、いろんなグッズ(ぬいぐるみとか)が売られている訳です。

ああいうのを見ると

ダービー、というレースは

“一番運のいい馬が勝つ”

と云われているのが肯けるのです。

因みに、3歳牡馬クラシック(3冠レース)では皐月賞は“一番速い馬が勝つ”、菊花賞は“一番強い馬が勝つ”という謂れがある。

もっとも、昨年のロジャーバローズに関しては、12番人気で単勝9300円をはじき出した点で、

そっちの意味で競馬ファンの間ではこの先も語り継がれる訳ですが。