まつもと蒸留所vol.3「自分の飲み方を持っている人がカッコいい」

おはようございます。日本夢之助です。

お酒(ウイスキー)を毎日飲み始めて

そんなことをずっと続けていますと

「違いがわかる」

といえば

イケ好かない野郎に聞こえると思いますが

それでも

決して美味しいと思わなかった酒の味の「違いを分かろうとして」始めたことでして

だんだん

数をこなすと

判ってくるもんです。

こういう事でさえ

質をあげるのは、何事も、量だと感じました。

●もっぱらストレート

安い酒から

高い酒(←ないけど)

まで、飲み方はもっぱらストレートか、

1、2滴の加水です。

それは

そのお酒本来の味を味わいたい、という

悪くいえば

己の貧乏性に依るところが大きいかもしれません。

しかし

何より

自分が美味しく味わえる飲み方を確立している人、ってのが一番格好いいです。

そう、

こだわりを持って。

●好きな女性のタイプ=美意識

スナックで働いてた時分には

お客様の話を聴いたり、一緒にお話しさせて頂く場面が多く、

逆に、それがなければ働く意味もありません。

何百、何千と見聞きした会話でもいくつか今でも覚えている場面がございまして。

サラリーマンの上司と部下さん。

「君はどんな女性がタイプやねん」

「はぁ。。。あの、、」

「君、どんな女性でもいいんか。君には美意識っちゅうもんがないんか。人間は美意識を持って生きなあかんで」

という、このヒトくだりを印象的に覚えてまして。

こだわり=美意識という

単に「こだわり」という言葉もいいが、

言い方一つで、さらに文学的に昇華された瞬間を目の当たりにしたのです。

それは異性の好みの問題だけじゃなく、すべての事に通じることで

こだわって全てのものが必ず手に入れられるという訳でもなく

何かの要因で、結果的に自分のこだわりから外れてもそれはそれで良くて、

でも

何かにつけて一つこだわりを持っておく、って事自体が

自分の人生を丁寧に生きる事に繋がるんじゃないかな?

当時感じたんですね。

あと、もう一つの付加価値としては

ああいう場面では、嘘でも一つ答えを用意しておくべき、という反面教師です。

『グレンファークラス105』はアルコール度数60%

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です