新『東京ラブストーリー』を視てみた。

おはようございます。日本夢之助です。

随分と時間がありますので

今日は、伝説的TVドラマ『東京ラブストーリー』新版旧版を比較をしてみたいと思います。

この春にAmazonプライムで配信された新しい『東京ラブストーリー』を1話だけ観てみました。

まず始めに、結論を申し上げますと

全然観れる!

何とも上から目線な言い方かもしれませんが

東京ラブストーリーマニアとしては、正直で率直な感想でなのでお許しを。

旧版ファンも、全く別物として楽しめるんじゃないでしょうか!

2話以降もしっかり観ていこうと思います。

さて、当記事を読んでくださっている皆様が

みんながみんな、伝説の『東京ラブストーリー』を観たことがある、とは限らないと思いますので

まずは、その旧(ふる)い方の『東京ラブストーリー』を紹介していこうと思います。

● 旧『東京ラブストーリー』のエエとこ① 秀逸なシナリオ(結末)

愛媛から上京してきた永尾完治(織田裕二)が、同僚の先輩にあたる赤名リカ(鈴木保奈美)と出会い、

また、同郷の幼なじみ・三上健一(江口洋介)、関口さとみ(有森也実)との3角を繰り広げていく一青春群像劇、

っていう、超ざっくりした概要なので

早い話

観てください!

物語は、元々漫画が原作なのですが、

何よりシナリオが素晴らしく、

もちろん、結末も「素晴らしき切なさ」で満たされます!

切なさ」っていう日本語の意味は、このドラマで知ったといっても過言でないです。

● 旧『東京ラブストーリー』のエエとこ② 赤名リカ役の鈴木保奈美さんが神的に可愛い

この、赤名リカという人物(キャラクター)と、それを演じている鈴木保奈美さんの演技が超絶にマッチし過ぎて、神的な可愛いさなのです。

●旧『東京ラブストーリー』のエエとこ③ 赤名リカ役の鈴木保奈美さんの神的なセリフ

②で書いた可愛らしさは、台本上とはいえ、その魅力的なセリフによってさらに相乗効果を生出しています。

会話の中の「たとえ」「仕草」とかホント絶妙です。

赤名リカのセリフは全てが名言です。

ちなみに、

旧(ふる)い『東京ラブストーリー』の第1話での、わたしが選ぶベスト名言は

赤名リカ(43:03)

「…例えば寂しいことがあっても、眠れない夜があってもさ、そんな時はこうやって星空を見上げる。きっと世界中にもこうしている人がいっぱいいてさ、みんなそれぞれぞれ独りきりで行ったり来たりしてるんだけど、でも、見上げた星空はひとつなんだ

と、

言いたいところですが、

それを上回るセリフを思い出しました。

物語の開始10分経ったくらいの、昼食のラーメン屋での織田裕二さん演じる永尾完治のセリフです。

昼食を摂りながらも矢継ぎ早に仕事の話をしてくる赤名リカへの提案(諫言)です。

飯食ってる時くらい仕事の話やめない?

何とも、永尾完治という役の人柄・器量がすごく表現されたセリフです。

わたしも、このセリフを家訓のようにして、食事時には仕事の話はしないように普段から気をつけています。

そんな機会、ないけど。

● 旧『東京ラブストーリー』のエエとこ④ 東京が楽しそうにみえる

(恋愛しかしてねーな)って思わず感じてしまうくらい恋愛しか描かれてませんが

逆に

東京(都会)てそういう街なんだな、と、小さい時は勘違いしていたものです。

これも撮り方かと、今になって気付きますよね。

東京にもいろんな名所があって、でもそれの一々にスポットを当ててないのが良いです。

上質なドタバタ劇の背景は、ラフなタッチで、それがたまたま東京ってだけで

でも、かえって、知らないひとには(東京ってそんな街なのか)と魅力的に見えるのではないのでしょうか。

東京ラブストーリーの【東京】感は、今まで見たことのない女(色んな人がいる)と、それへの戸惑い、っていう意味でしかないのでは!?

では

新しい『東京ラブストーリー』の感想を述べていきます。

旧版を神聖視しているマニアとしましては、

アレルギーショックを起こしそうで、興味あるくせに新版を今日まで視ようとなかったのですが

今日、視てみたら、凄く楽しめそうな感じでした。

もし、旧版を視てて、まだの人にもぜひオススメします。

旧版の主役(キャストの1番目)は赤名リカの鈴木保奈美さんでしたが、

新版では、永尾完治役の伊藤健太郎さんになっていたので、作品の焦点自体が少し変わっているかもしれないです。

※まだ1話しか視てないので、あくまで推測ですが。

先程書いた通り、1話終了時点では永尾完治や関口・三上との関係性の方に焦点が当てられている感じで

きもち、赤名リカが露出頻度が少ない感じがするので、2話以降どうなるんでしょう?

旧版を知っている人にとっては、旧版でのセリフが(少しだけ変って)出てくるので、嬉しくなりますよね。

「あの、ぼく、カンチじゃなくてカンジなんですけど」

、とか。

まだ、全く視たことない方もぜひ、どちらが先でも良いとは思いますが

今までにご覧なったことがない方は、旧版は間違いなく楽しめると思いますし、

「伝説的」として語られる理由もお解りになると思います。

現在、Amazon primeでは

先行配信された旧版と

新版も最終話まで既に配信されているので

時間を持て余している方はいかがでしょうか?

以上

※訂正:すみません。新版は5/6時点で4話まででした。一週間に話ずつ配信のようです。