総理大臣は「役」である②

おはようございます。日本夢之助です。

政治って

一言でいえば

利害の調整」です。

双方の利害を調整する訳なんですけども

”周りの意見も一応くけど、結果的に無視して自分の思っていることを遂行する”

っていう、

調整しない事もある意味「調整」な訳だから。

安倍首相自身からどことなく滲み出てる

あの、お人好しし過ぎるところが

今回は逆に国民にとって裏目に出た感があります。

記者会見で謝罪されましたが

とりあえず、ある一定方向の答えを出されたので

僕は別に謝る必要はないと思います。

批判なんて、批判したい人が好きでやってるだけですから。

まぁ、知りませんけども。

10万円給付ってことで進んでますが

今回分かったのは

倒すべき相手は

自民党党政権

ではなくて

国家機構(特に財務省)だったと思いました。

安倍内閣ないし自民党政権というのは

議員内閣制だから

僕らの投票で引きずり下ろせるんです。

国民がその気になれば。

例えば、

学祭の演劇で、

主役に担ぎ出されるのは普段から人気者か

中心的な役割を担っている人物だったり、

する訳だけど、所詮人気だけの仮そめの役割で、

総理大臣も、学祭の演劇の主役程度のものであるはずなんです。

10万円給付が決まってから

僕が感じた印象は

安倍さんと麻生さんで気持ちは違ったんだろうな、ってことです。

多分、最後は、国民と麻生さん(財務省)の板挟みに遭ってて

その末に

国民寄りの一律10万円給付の方で調整をつけたって感じです。

麻生さんも、本来財務省を指導していく立場のはずなのに

すっかり支持を取り付けて、というか、もはや財務省の利益誘導してる感じが

僕の雑感としてはあるんですが。

人気商売の政治家というのは

その人が閣僚だとしても

政治家としては元々

一政治家としては元々どこかの利益団体を代表者でしかない訳なんですが、

それが民間の一業界ならまだ解るんですよね、

とある業界から賄賂を受け取ったり多額の政治献金してもらった見返りに利益誘導して

バレた末に「すいません〜、やっちゃいました」って、、

そっちの方が人間味があってまだ許せるんですが。

政治家が代表している利益団体が国家機構の一機関である省庁というのは、

国民は手足が出ないですよね。

本来は、政治家である大臣と、事務次官以下の官僚は全く違うもので、統制・命令しなければならないはずなのに

麻生さん見てたら、

プラモデルの、上から付けるはずの頭のパーツが

胴体から生えてきたような感じで、

ある意味、(笑)なハナシです。

国民は、

瑣末な政治家の一挙手一投足じゃなくて

そのバックの明治国家以来の国家機構

乃至、天皇制という皮を被った『王政』という国体について

真剣に考えていくべきと、

今回感じました。

ま、知りませんけど。